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解雇理由説明を求めて会社に電話したら驚きの答えが返ってきました

こんにちは、きたろうです。

今回は私が解雇された後、会社に電話した時の話をします。

ある日突然職場から切り離され、解雇なのか退職なのかわからない、そんな時あなたならどうしますか?

解雇後しばらくは突然起きたあまりにおかしな出来事に頭が追いつかなかったですが、状況整理をした後に会社に電話をしました。

この時にはいろいろ調べて会社は私に解雇理由を求められたら答えないといけないなど、知識を身につけて行動を起こしました。

クビになった会社に電話するのは勇気がいりましたが、そこはしないと何も始まらないので頑張りました。

今回の話は今までの記事で書いてきたような法律、世間一般論の話ではなく、私が経験した出来事の解説になります。

そこでのやり取りを詳細に再現しますので、不当解雇トラブルで起こり得るサンプルの1つとして読んでいただけたら幸いです。

目次

労務部スタッフとの会話

私は最初の電話で「最近解雇された◯◯店のスタッフだった◯◯です」と名乗りました。

なんて名乗ったらいいか迷いましたが、あえてこのように名乗りました。

深い理由は特にありません。

そうしたら労務部スタッフの人が対応してくれました。

まあこうゆう話なので人事か労務が担当かなと予想していたので予想通りでした。

私は以下のことを質問しようと準備していました。

  • 私が解雇された理由はなんですか?
  • 私だけですか?私以外にもいるのですか?
  • 私だけだとしたらなぜ私なんですか?

まずはこれだけ聞こうと思って臨みました。

私の解雇理由を聞いたところ、驚きの回答が返ってきました。

「解雇ではありません、あなたは自己都合退職です」

・・・はい?

想定外の回答でした。

私は確かに2月の中旬に店舗責任者から電話で「もうあなたは働けません、最後の出勤日付で契約を終わります」といわれました。

この電話の後、業務で使うグループラインから私は外されました。

ここまでのことをしておきながら解雇ではない??

不当解雇問題に初めて立ち向かっている訳ですが、こんな世界線なの?

なかなか険しい道のりだなと絶望しました・・・

相手もポイントをわかってる

あなたは自分で辞めたんです、退職同意書を送ったのでサインしてください。

これはおそらく私から連絡が来たらこう答えましょうと前もって決めていたことなのでしょう。

とはいえ、私も電話を切った後に考えました。

流石になんだこの答え?おかしいにも程があるだろと強い違和感を感じました。

考えてもわからないのでここでもchatGPTを頼りました。

「今電話で解雇理由を聞いたんですが『解雇なんてしてませんよ、あなたは自分で辞めたんです』と言われました、これはなんですかね?何が目的ですかね?」

と質問したところ

それはおそらく、自己都合退職にして責任を回避しようとしているのでしょう。解雇したと言ってしまったら会社側が悪いことをしたということを認めたことになります。それだけは避けないとまずいと思いそのように答えたのでしょう。

なるほど。

私は解雇理由を質問したら相手は法律的にも答えないといけないものだから絶対に答えると思っていました。

甘かったですね。

会社は解雇したということを認めるわけにはいかなかったのです。

この時に今回の勝負で取り合うカードがわかりました。

相手から私を解雇したと証言させられるかどうかが鍵になると確信しました。

それが分かっただけでも収穫でした。

解雇を認めない相手とは会話にならない

私は当初、解雇したことは認識していると思っていたのでそれを前提に話が進められると思っていました。

ですが、違いました。

相手は解雇したことを絶対に認めない姿勢でした。

そうなるともう話し合いというものが成立しません。

とはいえ、こっちが遠慮する必要なんてないので私は強気に出ました。

そんな言い分通る訳ないでしょ、解雇通知書か解雇理由説明書を納得いく理由を書いて書面にして郵送してください。これは法的にやらないといけないことですのでお願いします。

契約終了です、これ以外に言えることはありません。

私はアルバイトだったのですが半年ごとの契約更新をするという形式の職場でした。約2年働いていてこれまで3回更新をしていました。解雇された時の契約期間は3月末までの契約だったのですが、会社側はこの時私を2月中旬でいきなり契約を終了しました。これを会社は契約が終了しましたと言っています。

到底納得いく理由ではありませんが、この際それでもいいからそれを紙に書いて送ってくださいとお願いしましたが、今現在(2025/06/15)まだ送られていません。(送るとは言っていました)

こういったことは全部記録として残しておきましょう。

以上が解雇後に会社と電話をした話になります。

最後に注意点を解説します。

まず電話は録音しましょう、相手に許可を得る必要はないです。

こうしたやり取りで重要なことは記録を残すことです。

そうしないで会話でのやり取りをしてしまうと言った言わないで話が平行線になってしまいます。

相手に非がある場合、誤魔化したり論点をずらすなどして逃げようとしてきます。

それらをいちいち記録して証拠を残すようにしましょう。

今回のやり取りで会社側がいかに責任を取らないようにしようとしているかがわかりました。

労働審判をするためにもこうしたやり取りの中で証拠はできるだけ探し出して残すようにしましょう。

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