こんにちは、きたろうです。
今回は和解金請求をした時の話をします。
これまでの記事に書いたように会社側は不誠実な対応を繰り返し、話が進みませんでした。
- 解雇理由説明をしない
- 文書での回答を拒否する
- 自己都合退職で済まそうとする
この時もう解雇から2ヶ月経っていましたが全く進展してません。
話し合いをして問題解決に向けて歩み寄ろうにもここまで私を避けてくるとどうしようもありません。
私は痺れを切らせてもう金銭的解決しかないと判断し、和解金を提示した内容証明を送りました。
どうせまた無視するんだろうかと思っていたらなんとびっくり、弁護士が出てきました。
弁護士に払うお金を私に払ってくれれば全部終わったんじゃないかと思うんですがね・・・
今回はそんなお話をします。
和解金の内訳
もうお金で解決しかない!とは思ったものの、どう計算すればいいんだ?
私はここでもchatGPTを頼りました。
相手がまともに対応しないのでもう金銭的解決を望みます、金額の前にまずはどんな項目が挙げられますか?
- 不当解雇による慰謝料
- 店舗責任者によるパワハラ・侮辱行為による慰謝料
- 不誠実な対応による精神的苦痛に対する慰謝料
- 突然の解雇による生活の立て直しに要した費用
- 本件が解決するまで得られたであろう賃金相当額
- 雇用保険未加入によるもらい損ねた金額
- 準備に要したコスト
- 弁護士費用相当
- 次の仕事を探すのに要した費用
ここで大事なポイント、こうゆうのは多めに請求するものです。
パワハラの判例で会社の上司が部下につかみかかって部下が首を痛め、1億円の賠償請求をした民事裁判というのがありました、流石に1億は高過ぎですが判決は約230万を払えとなったそうです。
みなさん、多めにいきましょう。
実際に金額を決めるのは裁判所なので。
慰謝料とは
この手の話になると出てくる言葉「慰謝料」
これも詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。
慰謝料とは精神的苦痛に対する金銭的な賠償のことです。
目に見えないダメージに対して裁判所や審判が判断して金額を決めます。
- 違法行為の悪質さ
- ただのミスでの解雇か?
- 計画的に証拠を残さず解雇したのか?
- 不当な圧力があったか?
- 精神的、社会的損害
- どれくらい生活に影響が出たか
- 信用、人間関係を損なったか
- 再就職などの影響が出たか
- 被害の継続性
- 長期にわたると高額化しやすい
- 1回より複数回ある方が重い
- 反省、謝罪の有無
- 誠実に対応していれば減額の余地あり
- 誠実な対応などがなければ逆に増額があり得る
ではその金額はどのように決まるか?
よくある事例を基に解説します。
- 不当解雇
- 明確な理由もなく手続きにも問題がある場合
- 相場 50〜150万
- パワハラ
- 言葉の暴力、無視、暴行、過度な叱責
- 相場 20〜100万
- セクハラ
- 内容や継続期間、被害の深刻度で変動
- 相場 50〜300万
- モラハラ・いじめ
- 証拠と再現性が重要
- 相場 10〜100万
- 誠意なき対応
- 複数回にわたる無視、虚偽の説明
- 相場 10〜50万
思い当たる節があるようでしたら証拠を残しておきましょう。
その際は
このように説明できると説得力が出ます。
弁護士が出てきた
せっせと書類を作って内容証明郵便にして送付。
また無視されたらたまらないぜ・・・と思ったら今度は連絡が来ました。
私の手紙ちゃんと読んでたんですね、読まずに食べてるのかと思ってました。

ですが、期待していた回答は返って来ず、連絡してきたのは弁護士でした。
普通郵便で「お金の話はこちらで聞きます」と一言だけ添えた文章が送られてきました。
こっちはお金かけて内容証明で送ってるのに・・・
まあ、0.1歩くらいは前進したと考えていいのでしょう。
この時のやり取りは別記事で詳しく説明します。
以上が和解金請求をした時の話です。
話し合いすらできなかったので最終手段に踏み切った形ですね。
これは相手に自分の本気度を示す意味でも大きな意味がありました。
これは単なる金額の問題ではありません、私の人生・尊厳を踏み躙ったことに対する最低限のけじめです。
ここからどうなるか、相手側の対応を見ながら引き続き記録していこうと思います。
コメント