こんにちは、きたろうです。
私がギャーギャー文句を言い続け内容証明で慰謝料だ損害賠償なんて言い出したからか、弁護士が出てきました。
まあでてくるだろうなとは予想してましたけど。
とはいえ、ここまで不正をやらかす会社に付いてどうするんだろう?
法律の知識があればこの難解を解くことができるものなのか?
お手並み拝見といきましょう。
今回は弁護士と初めて電話した時のお話をします。
文章がやたら短い受任通知書
私が解雇されて約2ヶ月後に弁護士から書面が送られてきました。
この封筒を見た瞬間はちょっとビビりましたね。
「あなたがやってることは脅迫行為とみなします」
とか書かれてたりしたらどうしたらいいんだろうとか思いましたね。
とはいえ読まない訳にはいかない、深呼吸していざ開封。
・・・短。
これだけ?
- 内容証明に書かれていた◯◯という点について異議があります
- あなたの言い分には信憑性がありません
- 証拠もないのにこんなこと言うのはやめてください
こんなことが書かれているものだと思っていたのですが、だいぶさっぱりした内容。
1通目はこんなもんなのか?
ってかこれは従わないといけないの?
勝手に出てきてこっちにお願いしますって、何様?
だいぶ「?」が増えましたね。
会社に電話したら弁護士から電話がきた
私はこの主張が少ない手紙を無視して会社に電話をしました。
向こうも弁護士をたてたからか強気になってましたね。
「弁護士に言ってください、連絡ありましたよね?」
「従わないといけない義務なんてないでしょ、それに弁護士がよこした書面の内容見てないの?『解決金については』って書いてあったよ、これ解決金の話じゃないからこっちに電話してるんだよ、答えて」
結局電話を切られてしまいましたね、この後に弁護士から電話がきました。
うわーきたよ、でも逃げたらこっちに不利な心象がつくよな・・・と思いつつ出ました。
約13分の通話でした、言われた内容はこんな感じでした。
- 解雇予告手当を請求されましたが、あなたは雇用期間による契約終了ですよ
- 話し合いで解決とか考えませんか?
- こちらで調べた結果、あなたに問題があると考えています
- 全部労働審判で主張してください
- あなたは復職したいんですか?
- 会社は退職を前提にしてほしい
- 解決金で済む話でいいなら会社と相談します
- とは言えお前の請求額は高すぎる
要点はこんな感じでした。
- 雇用期間満了による契約終了です
-
それだと3月末ですね、2月中旬で切られましたよ
- 話し合いで解決を考えませんか?
-
私を拒否してるのはそっちですよ、何回内容証明無視してるんですか
- あなたに問題があると思っています
-
そうですか、ではその証拠をお願いします、私もそれは通らない証拠を出します
- 労働審判で主張してください
-
はい、そのつもりです
- あなたは復職したいんですか?
-
はい、もちろん、ってかその発言大丈夫?
- 会社は退職をして欲しいと思ってます
-
・・・それ普通にアウトな発言じゃね?
- 解決金で済む話なら会社と相談します
-
今頃かよ・・・とっくにその内容伝えただろ
- 高すぎる
-
不正、不誠実さを考えたら妥当だ
気になったのが6個目の発言、これ言って大丈夫なの?
これもうNGワードじゃない?
これマジで言いましたからね、言質(録音)あります。
とりあえず連絡を待ってみて3週間後に連絡が来ました。
「高すぎて話にならない」
・・・その答え出すのに3週間かかったの?
真面目に対応する気があるのかわかりませんね。
この電話で得られた収穫
収穫いろいろありましたね。
私も考えてみたらそうか、と思ったあことがあります。
それは弁護士はクライアントの話しか聞かないってことです。
話をしていてちょいちょい噛み合わなかったんですよね。
それは相手が都合の悪いことを弁護士に話してなかったからです。(都合が悪いというかちゃんと対応してないから言わないといけないことを忘れてるだけなのかもしれませんが)
「和解の線でもいいなら話し合いをしませんかと思うのですが」と言われて「そっちが無視してるんだろ」と言ったら「えっ?」って驚いてる様子でした。
間違いなくこの件の概要をほとんど理解してないなと感じました。
つまり弁護士は会社が私に行った行為を部分部分でしか知らないってことです。
私はこの時まで向こうも同じ情報を持って対策をしていると思っていましたが、違ったんです。
私もおそらくそうなってしまってるのでしょうが、お互い都合のいい部分しか覚えてない可能性が高いです。
それに気づけたということが一番の収穫でした。
以上が弁護士と電話した時の話になります。
最初は怖かったですけど、得られるものもあったしよかったですね。
ケースによって違うのでしょうが弁護士といっても恐れることはないと思います。
TVドラマなんかだと勝つために情報屋を使ったり原告を脅したりなんてするシーンを見ますが、流石にそんなこと実際にする弁護士はいないでしょう。
弁護士は法律の知識があるというだけで劣勢の場面を何でもひっくり返せるわけではありません。
そんなことできるのは詐欺師か魔法使いです。
堂々と話し合いをしましょう。
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