こんにちは、きたろうです。
裁判をしようにも「どうせ勝てない」「相手には弁護士がついてて手強い」などと思い、行動を止めてしまってませんか?
確かに裁判というと、勝った負けたを競うものだと思いますよね。
和解というものもありませけど基本的には勝ち負けを競うものという認識で合ってるかと。
私も当初やるからには勝たないとと思い証拠集めや使える情報の精査などを一生懸命しました。
そして準備が終わり、簡易裁判で店舗責任者を訴えた時に気がつきました。
これ、訴えた時点である意味勝ちだ。
何それ?どうゆうこと?って思いますよね。
結論から言うと、訴えた時点で相手に過大な負担を強いることができるんです。
今回はそんな話をしたいと思います。
訴えた時点で相手に負荷がかかる
裁判における「勝ち」とは何か?
それはもちろん勝訴して相手から金銭や奪われた尊厳などを取り返すということでしょう。
私のその意識で裁判に臨む準備をしていました。
とはいえ、私がやったことは店舗責任者とのやり取りを見返して突っ込める部分を探しそれをAIで文書にして訴状として裁判所に出しただけです。
その気になれば2日でできたことですね。
私の負担はこの労力プラス数千円の申立て費用だけです。
それに対して訴えられた側はどうでしょう?
- 訴状の内容の確認
- 当事者に事実関係の確認
- 上層部への報告
- 弁護士を依頼する
私が費やした労力に対して訴えられた側はこんなにもやることがあります。
訴状を確認して当事者に聴取する、この時点でもう大変です。
「原告がこんなこと言ってるけどお前こんなことした(言った)のか?」
なんて言われても即答できませんよね。
心当たりがあったとしても責任問題になるから言いづらいでしょうし昔のことで覚えてなかったら事実関係が把握できません。
とはいえやらないわけにはいきません、これを通常業務をしながらやります。
考えただけでため息が出ますね。
弁護士は依頼した時点で金がかかる
訴えられた側は場合によっては弁護士をたてる必要があります。
弁護士というのは依頼して受任した時点で着手金と言って契約した時点でもうお金がかかります。
料金はだいたい2〜30万くらいですかね。
これ、まだお願いしますって依頼しただけですからね?
この先も事あるごとに追加料金が取られます。
- 裁判に同席して
- 書類代わりに作って
- 原告の対応もやって
これらも場合によっては追加料金がかかるでしょう。
数百万請求されてて弁護士費用数十万で済むならいいでしょう。
ですがそれは勝てばの話です。
もちろん負ける可能性もあります、ましてや訴える側は勝てると思って訴えてきます。
相手が証拠を持ってる時点で完全に勝つのは難しいのではないでしょうか。
そうなると弁護士が次に考えるのは和解です。
請求額100万に対して交渉をして半額にしてもらった、それなら傷は浅くて済みますね。
と言いたいところですが、それでも弁護士費用はかかります。
和解金が半額になったところで弁護士費用も払うとなるとトータルでみた出費はあまり変わりませんね。
負けたりなんてしたら弁護士費用が丸々無駄になります。
つまり、弁護士をたてた時点で金銭面ではもう負けが確定なんです。
訴えた側が負けた場合
裁判はもちろん訴える側が負ける可能性もあります。
訴えた側が負けたらどうなるのか?
何もありません、費やした労力が無駄になるだけです。
負けたからってペナルティがあるわけではありません。
私のケースだと失うものはchatGPTと戯れた時間と数千円だけです。
数百万と数千円、文字通り桁違いですね。

以上が訴えた時点で勝ちと言える理由です。
勝てば得るものがでかい、負けても失うものなんてないです。
仮に負けてもこっちは失うものはないですが相手は勝ってもとてつもない労力と出費があります。
得はあっても損はないんです。
訴える側が間違ったことをしてなければ訴えた時点である意味勝ったようなものなんです。
泣き寝入りなんてやめましょう。
訴えるなんて難しくありません、AI使えばすぐに訴状が作れます、手間なんてありません。
申立てに数千円は一時的に失いますが訴えが認められれば後で何倍にもなって返ってきます。
訴えることは悪いことではありません、訴えられることする相手が悪いんです。
あなたが罪悪感を感じる必要なんてありません。
争いごとは嫌って人もいるかと思いますが、ここは譲れないラインを侵してくるようなら闘わないといけない場面も絶対にあります。
この記事を読んでそんな勇気を持つ人が少しでも増えることを私は願っています。
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