こんにちは、きたろうです。
裁判で訴えてやる!そう思いまずやること、弁護士探しではないでしょうか?
裁判をやるには弁護士が必要、そう思っていませんか?
自分1人でも裁判はできます。
さらにいうと、弁護士が味方につけば必ず勝てるかと言われたらそれも違います。
内容によりますが、裁判やるには弁護士が必ず必要かと言われたらそんなことはないです。
今回はそんなお話しをします。
法律の知識だけじゃ足りない
裁判では法律の知識も必要ですが、それよりも大事なのは証拠です。
この証拠だけは弁護士でも準備できません。
料理に例えるなら弁護士は料理人、証拠は食材です。
腕のいい料理人がいても食材がないのでは話になりません。
相談の時点でどれだけ証拠を持っているか、それを組み立てて闘えそうかどうかを弁護士は判断します。
言い換えると、強力な証拠があれば組み立てるのは難しくない場合があります。
今回の私がまさにそうです。
証拠や根拠が乏しい時には弁護士に相談してみるといいかもしれません。
私は持っている証拠がかなり強力だと判断したため、本人弁護でやっていこうと思いました。

所詮はビジネス
私は最初弁護士を頼ろうと15件ほど法律事務所にあたりました。
ですが、どこも相手にしてくれませんでした。
これはなぜだ?
考えられる理由としては、私の相手をしてもおいしくないからではないでしょうか?
もちろん弁護士だってビジネスです、旨みがある仕事を選ぶのは普通です。
つまり、弁護士は金になる案件に食い付くんです。
そう考えると、弁護士って本気でクライアントに尽くしてくれるんですかね?
悪い弁護士だったら何かと理由をつけて追加料金を徴収しようなんて考えませんかね?(そんな弁護士はいないと信じたいですけど)
素人にはいい弁護士と悪い弁護士の見分け方なんてわかりません。
クライアントのことより金のことを考えてる弁護士と組んで安心できますか?
私はその辺も考えて弁護士を探すのをやめました。
本人弁護をする人はそんなに珍しくない
本人弁護で裁判をする人というのはそこそこいるそうです。
裁判が趣味になっているような人もいるとか。
確かに私が簡易裁判の申し込みをした時も「今年何回目ですか?」といったチェック項目がありました。
何回も簡易裁判や少額訴訟をする人がいるってことですかね。
趣味となるといい印象はありませんが、証拠があるなら弁護士が出る余地のない少額訴訟などをするのはいいかもしれません。
刑事事件や法律の知識が求められるような裁判は流石にできないと思いますが、今回の私のように許しがたいパワハラなどを受けた時は本人弁護で裁判をしてみるのはいいことだと思います。
簡易裁判と少額訴訟
本人弁護で十分な裁判はこの2つをさします。
この2つは制度上、短期間で終わるため弁護士なんて必要がないのです。
少額訴訟なんて最短1日で終わりますし、請求額を考えたら弁護士なんて雇ったら赤字になる可能性が高いでしょう。
弁護士も頼まれても困るんではないでしょうか、法の知識も駆け引きも必要としない場に呼ばれてもやることありません。
対象となる事案も日常生活に関することが多いです。
- ハラスメント
- 金銭問題
- 会社でのトラブル
事実関係と証拠が判断材料になり、法律解釈を巡るような難解な争点は少ないです。
自分の悩みがこの2つのどちらかで解決できそうならやってみることを勧めます。
以上が本人弁護を進める理由です。
AIが発達した今、裁判は全て弁護士に任せるというのは古い考えになっていくかもしれません。
専門家に任せれば安心感はあります、でも必ず望む結果が得られるかはわかりません。
裁判はあくまでも本人が闘うもので弁護士はサポート役です。
自分で証拠を揃えてAIを使って論理立てて裁判をする、それが普通になる時代が来るのではないでしょうか。
私は今回労働審判を本人弁護で挑むつもりです。
これはお金がなければ弁護士を雇えず、裁判でも不利になるという不公平な構造に対する挑戦でもあります。
弁護士業界全てを否定するつもりはありませんが、正しさよりも金で動くように見える構図には声をあげざるを得ません。
私は自分自身で立ち向かうことでこうした構図にも疑問を投げかけたいと思っています。
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