こんにちは、きたろうです。
今回は私がなぜ裁判をやろうと思ったのかを説明します。
今回、私には弁護士は付いていません。
もちろん法律に詳しいわけでもありません。
そんな状態で裁判やってるぞ、なんて普通は思わないですよね。
ですが、私はやります。
困った時には公的機関が力になってくれる、そう信じていたのに何故裁判をするしかないという決断に至ったのか。
この記事では私が実際に経験した公的機関の対応と何故司法の場に踏み切ったのかを記録します。
裁判に踏み切った理由
なぜ裁判をやるのか。
私には法的武装はありませんが、それでも勝てると思ったからです。
前の記事でも書きましたが、向こうはだいぶおかしなことをしています。
今後詳しく説明しますが、ざっと並べると
- 電話一本で即日解雇
- 日本は余程のことがない限り簡単に解雇できない
- それでもするなら然るべき手順を踏む必要がありますがそれも無視
- 有期雇用の途中での解雇(これは法的にも本当にダメ)
直接的な理由だけでこれだけあります。
付随する法律違反もついでにあげると
- 解雇理由説明義務を果たしていない(法律違反)
- 退職同意書へのサイン強要(自己都合退職で済まそうとしてる)
- 離職票発行を2ヶ月も遅れさせた(退職10日以内に発行しないといけない)
- 解雇予告手当をまだ払ってない
これらは全部証拠もあります。
これだけあれば流石に勝てるでしょ、と現時点思っています。
公的機関が役に立たない
本来、労働トラブルがあったら労働基準監督署(労基署)に相談に行くのが世間一般の認識かと思います。
もちろん私も行きました。
ですが、予想外なことがありました。
労基署、役に立たない・・・
事の経緯はお伝えしたのでうまいこと私の心情を汲み取って対応してくれるものだと思ったのですが
「会社さんの主張はこうだと言っています」
・・・うん、まあそうだよね、それがおかしいって言ってるから調べてくれって言ってるんですよ?
「こちらとしてもこれ以上のことはできませんよ」
・・・はい?
それだと、会社嘘ついたもん勝ちじゃね?
労基署って、相談に来た人の味方なんじゃないの?
こんな感じで、ク◯の役にも立ちませんでした。

ハローワーク?労基署?労働局?
もう少し具体的に公的機関でのやり取りを解説します。
私はまず最初に労基署に行きました。
ですが前述した通り話を聞くだけで何もしない労基署。
そこで言われたのが
「とりあえず離職されたのでしたらハローワークに行かれてみては?」
話が通じないのでハローワークに行きました。
ハローワークに行ったら行ったで
「失業給付の申請でよろしいですか?」
としか言わない、まあそりゃそうだ。
他に何かあるか?と調べてみたところ、どうやら労働局なる組織があることを知りました。
早速電話をしたところ、見事に期待は裏切られました・・・
私の悩みを打ち明けたところ、事細かに一つ一つ対応策を授けてくれました。
- 不当解雇された
-
会社に電話して理由を聞きなさい、それは会社がしないといけない義務です
- そんなもんとっくにしました、堂々と拒否されました
-
はっ?えっ?拒否?
・・・ではそれを証明するために内容証明送りましょう
- それもとっくに送りましたよ、文書での回答も明確に拒否するとのこと
-
・・・はっ?本当ですかそれ?
- そこまではやってます、ここまでやって何もないからこの先何をしたらいいか教えてください
-
いや・・・そこまでいってるならもう裁判されてはどうですか?
行き着く先は裁判でした。
ここまで原因が明確なのになんで対応してくれないんですかね。
消去法で裁判するしか解決策はなかった
労基署で「あっせん」という制度があると教えてもらいました。
労働者と事業者の間で起きたトラブルに第三者(あっせん委員)が仲介して話し合いによる解決を目指す制度。費用もかからず裁判をやるほどでもないといった時に利用しやすいのが特徴。ただ実効性に限界があり相手も嫌なら拒否することができてしまう。
いや、これダメじゃん・・・全然穴だらけの制度。
素敵な制度があるのよ、と労基職員がドヤ顔で紹介してくれましたが、人を軽く解雇する会社がこんな任意の話し合いの場に来るわけないだろ・・・
仕方なく試しにと思いchatGPTに相談、この時が初めてのchatGPTへの相談でした。
その時のアドバイスがこちらです。
確かにあっせんには強い効力はありません、おすすめとしてはまずはそれでもあっせんを申し込みましょう。そこで向こうの出方を見て拒否をしてくるようでしたら労働審判へと進みましょう。労働審判はあっせんと違い法的効力があるので相手も拒否できません。
この時に初めて労働審判という制度を知りました。
※労働審判の説明はしっかりと解説したいので後述とさせていただきます。
その後も頼りになると思いchatGPTを使うようになり、この優秀で素晴らしいテクノロジーを頼りに裁判をしてみようと思いました。
以上が公的機関に頼れない私が裁判しかないという判断に至り、裁判をやろうと思った理由です。
正直こんなことになるなんて予想もしてなかったですし、いきなりの解雇でしたので証拠も準備もなくまずいと思いました。
ですが運のいいことに、相手もやり方がめちゃくちゃ杜撰で積極的に証拠を残そうとしなくても勝手に残してくれたのが幸いでした。
まだまだ細かい証拠や私が有利になるネタがちらほらあるのでそれを出しながら今後も記事にしていきたいと思います。
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